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「便利屋」から始まった松下運輸 父に続き第2創業、多角化で経営安定

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「便利屋」から始まった松下運輸 父に続き第2創業、多角化で経営安定

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 中小企業・小規模事業者で、後継者が先代から会社を引き継いだ場合などに、業態転換や新事業・新分野に進出する「第2創業」。中小企業の新たな事業革新の手段として注目が集まっている。この第2創業に挑戦したのが、運送業の松下運輸だ。

 ◆大口偏重を見直し

 1941年、坂田生子社長の祖父が「便利屋」と看板をあげたのが同社の始まり。51年に運送業として法人化し、現在では大手外食チェーン店の食材や飲料、雑貨などを扱うほか、オフィスや個人の引っ越しなども手掛ける。

 2代目社長は、坂田社長の父親。4人姉妹の次女だった坂田社長は、中学校在学中に憧れていた英語の先生に少しでも近づこうと、大学では英語やフランス語の通訳や教員免許も取っていた。ところが、卒業間近になると徐々に父の仕事を手伝う機会が多くなっていった。

 坂田社長は「もしかしたらその時からこの会社を継ぐという運命が決まっていたのかもしれないですね」と語る。

 入社後は情報システム部に配属され、オフコン導入に備えて、プログラマーやSE(システムエンジニア)の資格を取得。さらに経理部門配属時に簿記2級も取り、総務部門では就業規則の改定にも携わった。

 父の肝臓がんが91年に発覚。しかも、バブル崩壊から平成不況に突入し、仕事量も減少の一途をたどり、内部留保が尽きた。売上高に占める大口顧客の比率が約90%に達するなど、経営上は大きな課題を抱えていた。

 95年に社長に就任した後、中小企業への営業を強化した上、仕事量確保だけを目的にした赤字受注をやめた。その結果、採算も改善し、売上高に占める大口顧客の比率が50%前後にまで低下し、経営の安定性が高まった。

 ◆家庭の事情に配慮

 2007年には引っ越し業に進出するが、翌08年秋のリーマン・ショックで再び仕事量が激減する窮地に。その時、高齢者をターゲットにした片付けビジネスの事業化を思い付く。「高齢化で、引っ越し作業を通じて、遺品整理を手掛けることが多くなってきた」(坂田社長)からだ。

 09年に新会社、トランスフォーマーを設立。「ハーティーライフ」というサービス名で、サービス付き高齢者住宅(サ高住)を扱う不動産開発業者などを通じて仕事を受注している。遺品整理以外にも、部屋の片付けや模様替え、病院や介護施設への入退去時の手伝いといったことも請け負う。これらのサービスは「母の介護の経験もヒントになった」。

 女性の社会進出が当たり前になったものの、日々の家事や子育て、介護は女性が担うことが少なくない。そこで運送業では主に、決められた場所を決められた時間に配送する法人向けルート配送に、女性ドライバーを当てて、さまざまな家庭の事情に配慮している。

 父親はかつて便利屋から業態転換をして運送業として会社を軌道に乗せた。そして同じように坂田社長も第2創業と働き方改革で会社をさらに大きく成長させようとしている。



引用:「便利屋」から始まった松下運輸 父に続き第2創業、多角化で経営安定


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