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町工場などを軸に、ものづくりプラットフォームの構築などを手掛けるリバネス(東京都新宿区)や、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏らが共同設立したSORAA(ソラー、米カリフォルニア州)など日米のベンチャー4社による新型植物工場システムの共同開発プロジェクトが、14日に発足した。1年後の実用化を目指す。
参加するのはリバネス、SORAAのほか、ソフトウエア開発のTDNインターナショナル(東京都板橋区)、農地向け気象観測装置を手掛けるKakaxi(カカッシー、米カリフォルニア州)。
プロジェクトは、リバネスが2009年から開発している植物工場の課題を解決し、同工場では困難とされる根菜類やトマトやナスなどの果菜類、穀類の生産を目指す。SORAAが開発した「紫色LED(発光ダイオード)」の光を基に作られた白色光を、植物工場用の光源に活用する。SORAA日本法人の汲川雅一カントリーマネジャーは「あらゆるものが太陽光の下で見たようにきれいに見える」と自然光に近いことを強調した。
植物工場システムは、この光源とKakaxiの気象観測装置とを組み合わせる。観測装置は、内蔵カメラで定期的に農場を撮影、同時に温度や湿度、日射量を測定し、ネットにアップする。植物の生育状況をモニタリングし、比較実験データを取得する。
さらにシステムの販売時には、TDNが構築したアプリで、2次元コードを読み取ることで、取扱説明書や製品安全の情報にアクセスできるサービスも取り入れる。
開発では、リバネスが運営する食と農の研究所「アグリガレージ研究所」(東京都墨田区)で、根菜類などを栽培しながら、光源が植物の生育に与える影響などを調べる。
引用:日米ベンチャー4社、新型植物工場システム共同開発 LEDで根菜など生産
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