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関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートは25日、平成28年の運営概況(速報値)を発表した。関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比9%増の2523万人となり、平成6年の開港以来過去最高となった。発着回数も8%増の17万7千回で過去最高を更新。格安航空会社(LCC)を中心に増便が相次ぎ、中国や韓国などからの観光客を取り込んだ。
国際線の旅客数は15%増の1875万人。このうち外国人は21%増の1216万人となり、いずれも過去最高だった。日本人も5%増の637万人となり、4年ぶりに前年を上回った。
関空は国内の他空港に先駆けてLCC誘致を強化。訪日外国人の急増に合わせて新規就航や増便が相次いだ。国際線の旅客便に占めるLCCの割合は34%に上っており、LCCが関空の成長を牽引している。アジアからの入国者数も全国トップだ。
一方、国内線の旅客数は7%減の647万人、発着回数も7%減の4万7千回となった。ジェットスター・ジャパンの大分線と熊本線廃止などが影響した。
発着枠に制限のある伊丹空港は、発着回数が前年から横ばいの13万9千回だったものの、旅客数は3%増の1492万人と5年連続で前年を上回った。
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